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おかえり集学校ビジネスマガジン Vol.3

放課後等デイサービス アクティブハート長南

 

代表取締役

瀬谷幸徳

瀬谷様 アップ用編集データ(少し小さくした版)_アートボード 1.png

長南集学校を利用されている放課後等デイサービス アクティブハート長南は発達障害の子どもを支援する放課後等デイサービスです。 
放課後等デイサービス アクティブハート長南では活動のほとんどの時間、長南集学校の校庭を使ってサッカーを行っています。なぜ放課後等デイサービス アクティブハート長南でサッカーを行うのか。スポーツ療育の特徴や可能性について株式会社アクティブハート 代表取締役の瀬谷幸徳さんにお話をうかがいました。 

スポーツ療育の特徴

発達障害を抱える子どもたちへの支援として、なぜスポーツが良いのでしょうか。

「学校で落ち着かない、大声を出してしまう、ほかの子を押してしまうなどトラブルを起こしてしまう原因はストレスなんですよ」 

 

と、瀬谷さんは教えてくださいました。 

 

「私たちの団体では、学校のあと約1時間半、終わりの会をするまでずっとサッカーをしています。そこが、ストレス発散の場になるんですね」 

 

他の放課後等デイサービスでは、学校が終わったあとにみんなで宿題を行ったり、図画工作やゲームをしたりといったカリキュラムが一般的だそうです。 

 

身体を動かす時間をまとまってとるのがスポーツ療育の特徴です。また体力を養うこととのほか、“感覚統合”といって熱い、痛いなどの身体感覚も培われるなど、そもそも発達段階の子どもたちにとってスポーツをすることは重要だそうです。

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サッカーは子どもたちの社会性を育む

放課後等デイサービスを利用する子どもたちの多くは、社会のなかでの他人との関わり方に難しさを感じています。 

 

「サッカーだから、ぶつかって相手を倒してしまうこともありますね。そういう時、ケガしていないか大丈夫?と相手に声をかけましょう、手を貸してあげましょう、と子どもたちに話しています」 

 

こうした助け合いの気持ちを学ぶことが出来るのも、サッカーならではの良さだと瀬谷さんは語ります。また、子どもたちはサッカーを通じて学校や地域でも社会参加できるチャンスが広がるということです。 

 

「子どもたちがサッカーをすることで落ち着きがみられるようになると、中学校に進学してもサッカー部に入ることができるんですよ。ストレスの発散場所が見つけられないまま進学しても、ほかの生徒とトラブルになることが多い。そうすると、部活動にも参加できない。サッカー療育をきっかけに、部活に入るという選択肢が生まれることはとてもうれしい」 

家庭への支援 

瀬谷さんによると、発達障害による生きづらさを抱える子どもたちは、学校でうけるストレスを発散する場所が家庭になっている場合が多く、そのことが保護者にとっての大きな悩みになっているそうです。アクティブハートに通う以前は家庭でも落ち着きがみられず大変だったが、サッカー療育を通じて安定した生活が送れるようになったという保護者からの声が多く寄せられているとのこと。

 

「1時間半しっかりサッカーをやっているので、家に帰るとお風呂入ってごはん食べてバタンキュー。そういうことで、いままで家で保護者にあたっていた子も当たらなくなったり、家庭の空気も和らいでいる」 

 

厚生労働省のガイドラインによると放課後等デイサービスの役割として、子どもたちの発達を支え、社会の中での関わりを広げるということのほかに、保護者への支援が挙げられています。 

 

「保護者さんも喜んでくれるし、子どもたちもサッカー部、サッカークラブにはいれるようになって安定した中学校、高校生活を送ってもらいたい、この両方が私たちの思いです」   

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放課後等デイサービス アクティブハート長南

Address:〒297-0121 千葉県長生郡長南町長南770-1 長南集学校2F

Tel:0475-40-5155

Mail:info.activeheart@usd-g.net

HP:https://activeheart.usd-g.net/#contact

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